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ヒデオがトレーニングした公園

【日】東京ロケ旅詳細

駒沢オリンピック公園

映画
23区西部
映画『リングサイド・ストーリー』(2017)で、主人公ヒデオ(瑛太)のトレーニングシーンを撮影したのが世田谷区にある「駒沢オリンピック公園」。映画『ロッキー』のトレーニングモンタージュをオマージュしてみようというアイデアが浮かんだ。撮影準備中の6月16日に映画『ロッキー』のジョン・G・アヴィルドセン監督が亡くなった。やるしかないと思った。フィラデルフィアの小さなアパートからフィラデルフィア美術館でのあのロッキーステップの再現をだ。こんな機会はない。そんな馬鹿げた夢を叶えてくれたのが駒沢オリンピック公園だ。ダッシュできる並木道を抜けるとうってつけの階段が待っている。ヒデオが住んでそうな町の設定にもマッチする。中野のアパートからスタートして、中野南台の商店街を抜け、新大久保のジムでトレーニング、仕上げに駒沢オリンピック公園。運動するには都民にとってもお馴染みな公園であって欲しかったので、撮影許可が有り難かった。僕らの撮影中にも若者達が階段を何往復も駆け上がり降りていた。夢に向かって懸命にステップを踏んでいたのが印象的だった。撮影中ロッキーのテーマが頭の中で響いていた。主人公ヒデオがロッキーになりきって最高の景色を見ようと挑んだランニングコース。映画を観てくれた若者がいつか辿ってくれたらと。これこそ映画監督冥利につきるのではないかと考えている。
《『リングサイド・ストーリー』武正晴監督 談》

スポット情報

住所世田谷区駒沢公園1-1
関連リンク1https://www.tef.or.jp/kopgp/
アクセス東急田園都市線駒沢大学駅から徒歩10分

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