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『南瓜とマヨネーズ』ライブハウス

【日】東京ロケ旅詳細

下北沢Garage

映画
23区西部
映画『南瓜とマヨネーズ』(2017)の舞台は、魚喃キリコさんの原作漫画にならい世田谷区の「下北沢」に設定し、ライブハウス「下北沢Garage」で撮影を行いました。街という背景を大事にする魚喃さんの作品では、商業看板や番地の表示板といったものさえ、人びとの息づかいを伝える要素として微細に描き込まれています。こうした作風は映画化する上で貴重なガイドになりましたが、原作が発表された90年代から現在までに下北沢駅周辺はあまねく姿を変えました。
主人公ツチダ(臼田あさ美)がかつての恋人ハギオ(オダギリジョー)と再会する場面は、下北沢駅南口改札であることが原作にはっきり描かれていますが、駅はすでに全面改装がなされ往時の姿を留めていません。そこで映画では、ツチダが勤めるライブハウスに偶然ハギオがやってくる、と場面をあらため、ライブハウス「下北沢Garage」で撮影することにしました(臼田さんのご紹介で!)。下北沢Garageは地下1階がホール、2階が事務所兼控え室というフロア構成ですが、ロケハンの際に見た屋上の様子に、僕はよだれが出そうになりました。思わぬ副産物です。店の備品や空き瓶などが積まれている、その有無を言わせぬリアリティ。従業員以外立入禁止のこの屋上こそ、行き場のないツチダとハギオが身を寄せるのにふさわしく思えました。
ここで撮ろうと僕が言いだす前にスタッフは寸法を測りはじめました。みな一目で気に入ったのがわかりました。残念ながら撮影当日に雨が降ってしまい、あえなく屋上プランは幻になってしまいましたが、あるべき街の姿を小さなビルの屋上に見た気がしました。
《『南瓜とマヨネーズ』冨永昌敬監督 談》

スポット情報

住所世田谷区北沢3-31-15
関連リンク1http://www.garage.or.jp/
アクセス小田急線または京王井の頭線下北沢駅から徒歩6分

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