原作は、「ヤングマガジン」に発表された巴亮介のサスペンスホラー漫画。悪魔の芸術家・カエル男と、彼に翻弄される刑事・沢村の緊張感が途切れることのない追跡劇を撮ったのは、「るろうに剣心」シリーズで累計125億円以上の興行収入をたたき出したヒットメーカー大友啓史監督。
苦悩する主人公・沢村久志を演じるのは小栗旬。沢村を挑発するカエル男に扮したのは妻夫木聡。他に、沢村の妻に尾野真千子、後輩刑事に野村周平、沢村の亡くなった父に大森南朋、沢村の先輩刑事に松重豊ら、演技派俳優たちが集まった。
大切な家族を奪われ、心身ともに追い詰められた男が怒りに震え、人間の本性を剥き出しにして殺人鬼を追う先に見たものは、絶望なのか?それとも希望なのか?
●東京国際映画祭 特別招待作品
●シッチェス・カタロニア国際映画祭 オフィシャル・コンペティション部門出品作品
●釜山国際映画祭 ミッドナイト・パッション部門出演作品
ストーリー
雨の日だけに発生する猟奇殺人事件。死体を見せることにこだわる犯人・カエル男は自分をアーティストと呼び、犯行現場には必ず謎のメモを残す。
連続する事件の関連性を捜査する刑事・沢村(小栗旬)と部下の西野(野村周平)は、次のターゲットが沢村の妻・遥(尾野真千子)であることに気づく。
冷静さを失った沢村は、カエル男の罠にはまり、絶望へと追い込まれていく。謎の”私刑”執行アーティスト・カエル男は一体誰なのか?真の目的は?